今日からぼくは

一歩ずつ一歩ずつ

頑張ったこと

今日は頑張ったことについて振り返る

あまり人に比べて努力と言えることをしたことはないが

頑張ったことを書こうと思う

 

・大学受験

大学受験は頑張った方だと思う

結局は志望校にも落ちたし部活も中途半端に終わったのであまり思い出したくないし胸を張って話せる話題ではない

でも頑張ってはいたと思う

ぼくは要領が悪い 

それを知ってのアドバイスか勉強に専念するように親からは言われていた

ぼくはそれが嫌だった だから高校3年生まで部活を続けた

理由は周りのみんなも続けるから

自分だけ辞めるのはなんだかかっこ悪い気がした

 

もちろん家族からは大反対だった

なんとか説得し条件付きで許しが出た

説得というより反抗していたという方が正しいかもしれない

条件は「部活に行っても行っていない人と同じ勉強時間を確保すること」だった

 

だからぼくは頑張った 受験の言い訳に部活を使いたくなかった

部活動に行っても1日10時間の勉強時間を確保した

もちろん毎日できていたわけではないけどなんとか捻出する努力はしていた

 

でも大学に合格するという結果を出さないことには認めて貰えない

結局高校3年生の引退試合の日まで部活を反対され続けた

 

引退試合の日の朝 「どこに行くの?」と聞かれ最後の試合だと伝えると

「がっかりした」と言われた

 

これはかなり刺さった

結局部活も中途半端な結果に終わった

 

正直部活も受験もどうにでもなれと諦めてしまった自分がいたのは認める

だからこそ何かやり切ったと言える経験がない

どこかやりきれない気持ちがある

 

あの時期は本当に辛かった

みんなは家族に応援してもらえるのにぼくだけ応援されない

そんな不平等と疎外感と劣等感を抱えてぼくの部活動生活は終わった

 

結果受験にも失敗し志望校にも受からない始末だった

あんなに勉強しても偏差値50くらいの大学にしか受からなかった

10時間勉強して人並みなんだと思った

 

人生の被害思い出である大学受験だが、まあ頑張った方とは言えるのではないか

 

・コーチ活動

嬉しかったことでも書いたが、コーチ活動にはかなり献身的に取り組んでいた

大学生活のほとんどはこれに費やしたと言える

コーチングの勉強のためにいろんなところに足を運んだ

 

実はこの活動も親には反対されていた

ぼくが入れ込みすぎていたからだと思う

ぼくの場合自己犠牲の精神が働きすぎる

親はそれを心配していたのだと思う

 

コーチに行くたびに反対されたしいい顔はされなかった

学生の本文は勉強だという思想が抜けない人だった

まあ親の立場からすると当然なのかもしれない

だが、大学生になり周りは好きなことをしている中

親に制約をかけられている自分が恥ずかしかったし嫌だった

誰にも相談できずに耐えるしかなかった

そんなこんなでコーチを半分は反骨精神で続けた

 

最終的には就活のネタになるくらいにはなったので親も少しは認めてくれた

今思うと全然努力が足りないと思うが、数少ない頑張ったことの1つだ

 

・新卒1年目

これは正直頑張っているとは胸を張って言えることではない

だがぼくが人生で一番辛かったことであり、なんとか会社を辞めずに続けたこともまた事実なので自戒も込めて頑張ったこととして振り返る

 

大学院の頃から何もしたくない欲と自分への絶望があり、軽いうつ気味だった

なんとなく就活し内定もらった会社に就職した

未来の希望など微塵もなかった

 

会社は新入社員に期待する

新入社員はチャレンジングなことに挑戦する姿勢が気に入られる

ぼくはそうではなかった

失敗するのが怖いしチャレンジするのは苦手だった

ましてや自分より遥かに優秀な同期がいる中でぼくは完全に劣っていたし萎縮していた

 

初めての仕事は新規研究テーマの立ち上げだった

これがなかなか応えた

何を考えていいかわからず頭が真っ白になった

自分の力でやっていける気が全くしなかった

 

方針が決まらない不安と自分の力不足により息詰まる研究にストレスが溜まった

失敗する未来しか見えずに自分ではどうすることもできないと思った

でも進めるしかないという現実との狭間でぼくは身動きが取れなくなった

 

体が震えた 寝れはするが現実逃避なので朝が来ると絶望する

何も考えられない 今の状況から逃げることしか考えられなくなった

会社に行ってもパソコンの前で震えてるだけだった

 

上司は怒ることなく一緒に考えてくれてなんとか進めることができたが

正直あの時のことはあまりよく思い出せない

本当に逃げることしか考えていなかった

 

そんな時期があったが今は辞めずに続いている

正直周りには迷惑かけたし、おそらく皆感づいていたと思う

こうした情報はおそらく人事も知っている

今後の昇格に大きく影響すると思う 不利に働くと思う

 

でもなんとか今まで生きてこれた

一時は死ぬことも考えたがその一線を超えなかったのは本当に不幸中の幸いだった

今もう少し行きたいと思えるようになった

そこまで持ち直したのはなかなか頑張ったと言えるのではないか

 

こんな感じで頑張ったことを列挙した

どうやらぼくの頑張ることには例外なく苦い思い出が付き纏う

本当は美談を語りたいが、ぼくには純粋な綺麗な努力などない

むしろこれがぼくらしいのかもしれない

そう思えたのも進歩かな

 

明日も頑張ろう

一歩ずつ一歩ずつ